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【楽しい人生】って何だろう?その1

目次

毎日がつまらない

つまらないのは、世の中か、自分か

どうしようもなく、つまらない、そう感じていました。

自分の人生が、つまらなくてしょうがない。でもどうすればいいのわからない。

学校で学び、会社に勤め、求められることに応えてきたけれど、つまらないという思いがぬぐいきれません。

「〇〇してください。」「わかりました。」

要求に応え、評価され、褒められたり叱られたり、何もなかったり。

いったい自分は何をしているんだろう。そんな気持ちが心のスミにいつもあったように思います。

いつのまにか、自分のしたいことが何なのかもわからなくなっていました。

あったとしても、何の役にたつのか、それで生活の足しになるのか。そんな考えや価値基準で自分の考えや行動を計り、しばらく続いた趣味も、結局何にもならずにやめてしまいます。

つまらないのは、世の中か、それとも自分自身か。

そんな大仰な考えに包まれていく自分がいました。

アタマの中で考えても、答えは一向にみつかりませんでした。

誰が悪い?何が悪い?

そして自分を変えればいい

自分が悪いのか、他人が悪いのか、つまらない自分の人生の原因はなんなのか、考えていました。

ある時聞いた歌の歌詞に、はっとします。
「自分のせいだと思えばいい。そして自分を変えればいい。」

そうだ、と思いました。

誰のせいでもいい。でも自分のせいだと思うしかない。他人を自分の都合に合わせて変えられるわけはないし、できたとしてもしてはならない。なぜなら、自分が絶対にそうされたくないから。

しかし思えば、他人の都合で自分のありようを決められてしまっている部分は少なからずあるように感じます。

学校教育や会社の組織、その中で生きていく人たちは、限られた選択と能力、労力をつかって上手くやっていこうとしています。その過程で、自分の都合よく他人を変えたりコントロールしたりしようとしているなと感じることはよくあります。

しかし、社会の枠組みで生きていくためには、ある程度はコントロールされることを容認しないといけない気もしています。

つまり、いろいろあっても、結局自分が自分の責任において自分を楽しませるしかない、という結論に達しました。

自分のつまらない人生が、たとえある程度世の中のせいだったとしても、自分の人生をつくるのは自分自身です。泣き言をいったところで他人の自分の人生の世話をしてもらうわけにもいきません。

自分で自分を変えて、そして自分の人生を変えるしかないのです。

知恵を借りる

「自分のアタマだけで考えるな!」

昔みたアニメのセリフが印象に残っていました。

自分のしていることの良しあしを、自分のアタマだけで判断しようとしてはいけない、というカンジのセリフでした。

ムズカシイ、と思いましたが、必要なことなんだろうとも思い、そのセリフをずっとアタマの片隅にありました。

「知恵を借りるしかない。」
知恵を借りるなら本しかない、そう思って図書館に通うようになりました。
人に人生相談なんて頼めないし、第一恥ずかしい。手間ひまかけて、結局何にもならなかったら他人に悪いし、たぶん何にもならない。

人に迷惑かけずに他人の知恵を借りるなら、本しかないし、サイフもいたまない図書館がいい。割と単純でセコイ考えでした。

インターネットの情報は、広すぎて浅すぎる気がします。それに何だか無責任にも思えます。ネット上に意見を示すのは、今時誰でもタダでリスクなくできるので、責任をもった発言は期待できません。

でも本なら、商売がからむので意見には責任をもってくれているはずだと思いました。

読書してみる

読書でさがす「自分は何をすればいい?」

つまり私は、人生を変えるために読書を始めたことになります。

それまでのワタシは、読書で人生が変わったというハナシは聞いたことがありませんでした。

読書の習慣がなかった私が最初にぶつかったカベは、何を読めばいいかわからない、ということでした。

ビジネス系の週刊誌

とりあえず、世間の関心事を毎号特集しているビジネス系の週刊誌を読みました。

毎号の表紙で特集内容がわかり、タイムリーなアイデアが書かれているのが気に入りました。

数カ月ほど何種類かのビジネス系週刊誌を読んでいました。

はじめてのノートパソコン

プログラミング特集

読んだ特集記事の1つに「プログラミング」をおぼえると、自由に生きるチャンスが広がる!というものがありました。

なるほど、時代の流れはプログラミングかと思い、人生初のノートパソコンを購入しました。6万円くらいのエントリーモデルです。

時代の変化におどろく

二十年以上前にデスクトップパソコンを買いましたが、パソコンの性能もインターネットの環境も、今とは比べ物にならない低レベルでした。

2020年代のインターネット環境の素晴らしさに驚きました。
なかでもイチバン驚いたのは、フリーサービス充実ぶりです。

  • 無料で学べる学習サイト、サービス
  • GドライブなどGoogle系サービスの多様性と連携の良さ
  • SNSの発達と、その情報発信の細やかさとネットワークの広さ

無料で利用できるサービスを一つ一つ習得して利用するようになるにつれて、未来が広がる気持ちが膨らむと同時に、もっと早く始めていればという後悔の念にとらわれていきました。

プログラミングの挫折

プログラミング学習は数カ月で挫折しました。

習得にかかる時間と成果が出るまでの期間が長すぎるのが問題でした。またプログラミングができるようになったとしても、その仕事が本当に好きになれない気がしてきました。

時代の流れにのろうと背伸びをしてプログラミングに手を出してしまったのかもしれません。

それでもノートパソコンを買ってインターネット上で学び始めたのは大収穫で、おかげで自分の世界が大きく動き始めてくれました。

資格試験へ

またビジネス系週刊誌の特集記事を読み始めました。

こんどは「複数の資格を取って、自分の市場価値を100倍にしよう!」という特集記事が目に留まります。

  • TOEIC 650点
  • ITパスポート(IT知識の初級レベル認定資格)
  • 日商簿記3級

以上が初級レベルの3大有用資格で、3つ揃うと自分の市場価値が100倍になると言うではありませんか。

さっそくとりかかり、2年間の苦労の末に3つの資格をとりました。

しかしです。自分自身は転職というか、別の会社に行きたいというわけではなく自分のしたいことがしたいのでした。会社員である限り、したいことではなく言われたことをすることになります。

市場価値とは会社からの評価をさします。その評価がいくら上がっても、自分の幸福感は高まらないことに気づきました。

会社からの自立をめざす

会社に依存した生活では自分の幸福は得られないことを、この段階でようやく理解しました。

会社以外で稼ぐ能力を習得することが目標になります。

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