会話を始める前に
距離感が大切
- 人間関係とは距離の置き方
- 相手を全く傷つけない距離は遠すぎる
- 距離は自分から詰めない
- 相手から近づいてもらう
- 相手をどこまで近づけるか決める
相手はあなたに興味がない
- 他人の悩みに興味がない。
- 他人に利用されたくない。
- 他人にだまされなくない。
- 他人と適度な距離を置きたい。
自分のことを話してはいけない
- 自分の意見
- 思い出話
- 悩み相談
相手に詰め寄らない
- 根掘り葉掘り聞かない。
共感をめざす
まず誠実であること
- 自分のために会話しない
- 対話してくれる相手に感謝する。
- 何かのテクニックで相手をはめようとしない
ツッコミ禁止
相手を不快にさせない
不快であれば会話を避けるものです。会話をするなら不快感をいかに無くすかが要点になります。
ツッコミは不機嫌を生む
ツッコミは当人が気持ちが良いのであって、相手は不快になる可能性があります。自分本位でツッコむのは会話において大変リスキーです。失敗覚悟でないならツッコミは禁止にしておくべきです。
不機嫌は広がり、人が去る
- ツッコむと嘲笑がおこる。
- ツッコめば得をする。
- ボケないように緊張する。
- ツッコまれると反発する。
- 反発されると反撃する。
- 不機嫌が広まる。
- その場から人が去っていく。
不機嫌だから、去る
不機嫌をどうしようもないなら、その場を立ち去るしかありません。
ツッコミはマウンティング
- 不満
- 愚痴
- クソリプ
- クレーム
これらはツッコミの一種で、自分の正義を相手に押し付けることです。
評価もマウンティング
評価することもマウンティングの一種です。
- つまんねぇ。
- 面白いですね。
- この部分が間違っています。
- もっと正確に言うと、こうです。
会話にはリスクがある
一番大切な人を、一番傷つけてしまう
- 人を傷つける言葉がある。
- いつどんな言葉が誰を傷つけるか分からない。
- 天気の話ですら人を傷つける可能性がある。
- 人との距離が近づくほど傷つけやすくなる。
- 距離の近い人ほど番傷つく可能性がある。
言葉の罪は消えない
- 人を傷つけた言葉は相手の中で消えません。
- 消えない言葉がいつまでもその人を傷つけます。
言葉えらびは慎重に。
会話の動機
- 分かって欲しい
- 分かってあげたい
- つまり共感したい
自分を磨いておく
自分自身と楽しく会話できなければ、他人と楽しく会話することはできません。まずはうっとうしい自我を消すことです。
- 想い、考え、話し、書く。
- 何の役に立つか分からない知識を仕入れておく。それが共感につながった時に奇跡の出会いを生みます。
近づいてもらえる
近づきたいと思われる自分を磨かなければ誰も近づいてきませんので、会話も成り立ちません。逆に磨いておいた自分に相手が気づいてくれれば、距離を狭めてもらえます。
会話の訓練
- 自分と会話する
- 過去と会話する
- 死者と会話する
- 書物と会話する
- 誰かと同じ風景を想う
- 見ている風景に我を忘れる
会話が始まらない
好きです、は最悪
告白で好きです、は最悪の言葉です。相手に詰め寄る行為は相手に不快感を与えます。
共感できるものを探せ
好きな相手と一緒に何か共感できるものを探しましょう。共感できるポイントが増えるということが、愛情が深まるということです。
会話が始まる
うすい接点から
薄い接点から会話をスタートします。自分のことや、相手のことを話しません。今見た雲の形、空の色など。
どうでも良いことを話す
自分と相手の間のことを話します。
まず感謝する
話しかけて無視されなかったら感謝するのが礼儀です。話すのはそれからです。
会話が続かない
会話に向かない環境
会話が続かない原因の例を、会話を続けにくいと言われるオンライン会話から抽出しておきます。
- フンイキが分からない
- 決まったことの確認する場であることが多い。
- ボケるのが難しい状況
- 聞き取りづらくてもう一度はキツイ。
- 頼み事をしづらい。
会話ができない状況
- なんでも聞くよ、には注意。言いたいことがあるだけ。
- 悩みなら聞くだけ、解決策を提示すると怒られる
- 距離感が近すぎる人
- 距離感が遠すぎる人
- 褒められようとする人
- 責めようとする人
知識がないと話は盛り上がらない
- すでに学んでいることを生かして会話を進めます。
- 自分の知識を少し乗せて話します。
- 二人の会話でも第三者の視点でコトバを選ぶ。脚本家が俳優にセリフを与えるようなものか。
- つらいことも客観的に述べれば当人が救われるすこしだけ。
- 話を聞く必要はない
- 聞かせる必要もない
- 沈思黙考、思考と沈黙はワンセット
ツッコミがボケを消していく
成長するほどボケなくなる
- バカだと思われたくない。
- 親のしつけはツッコミ。
- 学校教育は採点と指導でツッコむ。
- 友人知人からの嘲笑やイジメがツッコミ。
- 職場でのミスや不備に叱責というツッコミ。
ツッコまれ続けると次第にボケると損だ、ツッコミのほうが得だ、という結論に達します。
会話が続く
ボケる
ボケは創造力
- ボケは仮説を示すこと。
- ツッコミは仮説を殺すこと。
- 起業はできたらいいな、は夢想でボケの一種。
- やめたほうがいいですよ、はツッコミの一種。
会話の筋をずらす、それがボケ。
- ボケは根も葉もない仮説。
- ボケは話を脇道に引き込むこと。
- ボケは新しい競技のキックオフ。
- ボケが思いつかないならコケて見る。
ボケにはボケを重ねる
ボケ回し、パス回し。
- ツッコまない。
- ボケを重ねる。
- ボケ回しは、会話のパス回し。
- ツッコミはパスを受けてのシュート。スタンドプレー。
- シュートすればプレーが切れる、会話が切れる。
- シュートしたい衝動を抑える、ツッコみたい衝動を抑える。
- ツッコんだら終了。
- オチも終わるから要らない。ツッコミと同じ。
ボケと成長
デフォルトがボケ
- 未熟であるほど自由奔放
- 自由だからボケる。
- こどもや新人、素人もボケる。
バカをさらして共感を得る
- 他人の欠点に共感しやすい
- 自分の欠点をボケる形でさらすことができる
ボケと上機嫌
ボケると機嫌が良いと思われます。
- ご機嫌で人を動かすのが大人
- 不機嫌で人を動かすのは赤ん坊
会話を終わらせる
クロージングポイントがある
会話には終わらせることができるポイントあります。
- 合意した瞬間
- 共感できた瞬間
この瞬間を逃すと、双方が会話を終わらせたいと思っていても話が続いてしまいます。
LINEスタンプのように
会話で共感できた瞬間にすかさず、はっきりとスタンプを押すように以下の点を伝えることで、会話を結びやすくなります。
- 良かった。
- うれしかった。
- 助かった。
- 救われた。
スタンプを作る
会話を始めるスタンプや、会話の流れを変えるスタンプ、会話を結ぶスタンプができるはずです。それらはいろいろなところから見つけることができるでしょう。例えば、
- 決めゼリフ
- 口ぐせ
- 歌詞
- タイトル
- 名言、好きな言葉
などから見つけることができると思います。好きな映画やドラマ、アニメや漫画や小説でも良いでしょう、話しかける場面、話を終わらせる場面でどんなセリフが使われているか注意して見てみましょう。自分で使ってみようと思うものがあるかもしれません。
また会話したい
財産も幸福も、言葉でできている
- 発した言葉で人間関係ができている
- 良いコトバとよい笑顔がもっとも身近な社会貢献です。
- コトバを発してこそ人は何かを作れます。
会話の中に、真の出会いがある
他人と響き合ったときが出会いです。会って話したいという気持ちが、人のなかで廃れないことを願います。
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