「ためになるマーケティングの本を1冊だけ選べ」と言われたら、迷わずこの本を選びます。
この本がマーケティングをシンプルかつ根本的にとらえているからです。
1994年に初版を発行してから2022年までの間、計54回の増刷が実施されています。
増刷20回でロングセラーだとするなら、50回以上増刷のこの本は超ロングセラーと言えます。
目次
しょせん「古い本」?
![新しい物が好きな人](https://iwantout.blog/wp-content/uploads/2023/06/84e5aed89ef0dbf801d8c2680d1ec731.jpg)
古い本であることはデメリットでしょうか?
この本が「トレンド」を追いかけた内容ならもう読む価値はないでしょう。
古いのに売れ続ける本
![本の内容を理解できた人](https://iwantout.blog/wp-content/uploads/2023/06/4599b88c6f7b6b9db8b703c9dd921e63.jpg)
長年読まれている本には、普遍的な有用性があります。
売れ続ける古い本こそ、需要のあるホンモノ内容を持った本と言えます。
増刷の多い本の特徴
![法則の本](https://iwantout.blog/wp-content/uploads/2023/06/a573efc6534e2dc21d194d4484a4a520.jpg)
増刷の多い本のおもな特徴は、以下の通りです。
- 内容に対する需要が高い
- 幅広い読者層に訴求する内容がある
- 口コミや評判が広がっている
- 本の知名度が高い
- 本の内容の信頼性や品質が高い
この本の、何がいいの?
![迷う人](https://iwantout.blog/wp-content/uploads/2023/06/1e810d5c8e356cb04223fd9953ef5696.jpg)
「シンプル」がこの本の売りでしょう。
「法則の名前」を目次で眺めるだけでも価値があります。
シンプルで応用が利く法則なので、長年にわたり支持されるマーケティングの本だと納得できます。
どんな構成の本?
「22のマーケティング法則」が、22章で構成されていて明快な構成です。
各法則に具体例を挙げて説明しているし解説も詳細で、初心者でも理解しやすい内容です。
また、22の法則が優先度の高い順に並んでいるのも読みやすい点です。
本の要約(ただし個人的解釈)
![要約](https://iwantout.blog/wp-content/uploads/2023/06/b6ccdf42651ea6090f7b838bb7492cc9.png)
- カテゴリーを絞り、タイミングを考慮し、消費者の欲求に最初に入り込む。
- 消費者の欲求をイメージし、欲求を満たす手段を提示し、実行する商品を提示する。
- 商品の短所を述べて消費者から信頼を得て、長所で幸福感をイメージしてもらう。
- 話す内容は7つ以下に絞って覚えてもらい、キャッチコピーでまとめて印象づける。
- 他の商品と比較して、コストや好みが消費者の都合に合うことを確認してもらう。
- 行動、購入してもらう。
さいごに
![本を読む人](https://iwantout.blog/wp-content/uploads/2023/06/4b1c97ebd2d5f326d389fc15a00fcd1c.jpg)
なぜこの本?
この本以上にマーケティングの本質をシンプルにとらえた本はありません。
この本でないとダメ?
内容がシンプルゆえに、マーケティング思考の基礎に最適です。
今読まないとダメ?
すぐにこの本でマーケティングの基礎を理解してください。
最新の情報や方法は、その上に身に付ければ最大限に活用できるでしょう。
以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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